ニカタツBLOG: 煮干中華ソバイチカワ

4 Jun 2015

煮干中華ソバイチカワ

この日も平日だというのに開店前から大行列のイチカワ。

「さぁそろそろ入店か」とドアノブに手を掛けたその時、僕の目の前で6人もの団体客が威風堂々と割り込みを開始。なんか向かいにある中華料理屋で飲んでいたらしく、入口に居た女性店員の注意を無視してさも当たり前かのようにカウンターに座ろうとしておりました。

お店「お客さん、並んでませんでしたよね？」

団体客「はぁ？俺たち並んでたんだけど！！」

お店「代表者を置いての待ち合わせはお断りしてるんですよ」

団体客「・・・」

お店「列の後ろにお並び下さい」

団体客「じゃあもういいよ！！(乱暴に店を出る)」。

簡略に説明するとこんな感じだったと思うんですけど、その緊迫したやり取りを目の当たりにし、僕はあまりの恐怖で生まれたての子鹿のようにぶるぶると震えてました。

でもそんな毅然とした店の対応のおかげで食べられた、特濃煮干ソバ(S)＋黒バラ海苔＋ペースト＋出汁打ち込み式味玉。

黄身がまろやか味玉うまい。きめ細かく、しっとりとした舌触りの低温チャーシューも絶品です。

うわー！スープもめちゃくちゃうめぇ！

この旨さを例えるとするならば、煮干しを100回、200回と噛み続けて口の中で完全に無くなりかけるその刹那、ほんの一瞬だけ垣間見ることが出来る深遠なる煮干魚類の旨味。これが1口目からいきなりズズズッと味わえちゃう、そんな感じ。まったく伝わりませんかそうですか。